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水廻りの設備交換の時期を迎え、オーナー様が望まれたのは「ただ設備を新しく交換するのではなく、使い勝手を改善すること」と「躯体の改造は最小限にとどめてリフォームすること」でした。23年間大切に使い続けてきたキッチンは骨組みを残してリフレッシュ。膝を抱えて入浴しなければならなかったバスルームも、洗面所のスペースを少し小さくし、ひと回り大きなサイズのユニットバスに交換することで、ひろびろとした快適なバスルームになりました。
キッチンの手元が丸見えになり、雑然とした雰囲気になってしまっていたリビング。リビング側に奥行き25cmのカウンター収納を増設することで、手元を隠しつつ収納場所を確保。既存のキッチン収納も扉の位置を変えたりデッドスペースを活用することで収納力がアップしました。同時に冷蔵庫の位置を変えられるように電気配線を見直し、大きな変更を加えずに効率的なキッチンが完成しました。
住みながらのリフォームだったので、現場が進むにつれ、イメージが固まってきました。扉の開き具合や収納スペースの奥行きなど、わずかな違いが使いやすさに大きく関わってくるので細かい変更をお願いしましたが、気持ち良く対応してもらえました。おかげさまで使い勝手が良くなり、満足しています。特に、階段下収納の引出し化は、素人の思いつきを、プロがドイツ製の金具を見つけ出して実現してくれた"瓢箪から駒"の素晴らしい解決でした。
水廻りや収納は毎日使う場所だからこそ、その使い勝手がお住まいの満足度に大きな影響を与えます。より使いやすいものを作り上げるために、お打ち合わせの段階から実際にお使いになられるオーナー様に動作確認をしていただき、寸法を測りながら計画を進めました。工事に入ってからも具体的なご要望をいただけたので、アイデアを出し合いながら完成に近づけることができ、やりがいの大きい現場でした。美しく時を重ねたスウェーデンハウスで、これからも日々の暮らしを楽しんでいただけたら嬉しいです。
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