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リフォーム豆知識|2017.06.15

夏の暑さ対策&省エネのカギは「断熱」にあり!住宅の断熱性能を上げると夏も快適に。

徒然草の中に「家の作りようは、夏をもって旨とすべし。」という一節があります。

「住まいづくりは夏を基本にして考えなさい」という趣旨の言葉で、高温多湿の風土において、日本の住まいづくりは「暑さをどうしのぐか」ということに重点が置かれてきました。風通しを良くするために障子や襖など取り外しのできる建具で空間を仕切ったり、軒や庇で日射を遮ったり、夏を快適に過ごすための工夫が随所に見られます。

その分、住宅の「断熱性能」は低く、日本の住宅は約4割が無断熱(※)というデータも。
冬のヒートショック対策はもちろん、夏の熱中症予防にもなる気密・断熱性能向上リフォームについてご紹介します!

※出所:経済産業省発行「断熱リフォームで健康で快適な暮らしを」

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夏の暑さ、冬の寒さはどこから来る?

気密・断熱性に配慮されていない住宅の場合、夏は窓から71%、外壁からも13%の熱が室内に侵入します。
スウェーデンをはじめとする北欧の住宅は、冬も暖かく過ごすための「高気密・高断熱」が基本。気密・断熱性が高いと夏も快適に過ごせるようになります。
強い日差しを受ける屋根や天井、壁から伝わってくる熱が侵入しにくくなるので、エアコンの効率も良くなり、省エネ効果が期待できます。

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気密・断熱性能のカギを握る「木製サッシ3層ガラス窓」

スウェーデンハウスを特徴づけている窓は、家の気密・断熱性を高める要となっています。その秘密は断熱性の高い木製の冊子と空気の層で熱を遮断する3層ガラス、気密性の高い回転窓。リフォームでスウェーデンハウス以外の建物に設置することも可能です。

住宅の省エネ性から、最近はガラスを重ねる複層ガラスが主流となってきていますが、その性能を左右するのはガラス間の空気層の厚さ。一般的な複層ガラスは2層で、空気層は6mmほどですが、それに対してスウェーデンハウスの窓は3層。空気層は12mmに設定されています。

「木製サッシ3層ガラス窓」は、隙間を気密パッキンでふさいだエアタイト構造。サッシと窓枠を潜水艦のハッチのように密着させることで、高い気密性を実現しています。

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外気との境ににある壁には十分な断熱材を

外気に接する壁の性能もまた、熱の流出入に大きな影響を与えます。
柱の間にしっかりと充填された断熱材で、夏の暑さ、冬の寒さをシャットアウト。
断熱材を充填するときには、一度内装材を剥がし、腐ったりカビが生えている箇所がないか、壁の内部の状況を確認できるため、より健康的な住まいへとリフォームすることができます。

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日差しの影響を強く受ける屋根・天井もしっかりとガード

屋根に断熱材や遮熱材を施工し、夏場は日射熱の侵入を防止・屋根の火照りを抑えて、冷房の効きを良くします。
天井や小屋裏も隙間なく断熱材で覆ってしっかりとガードします。

すき間風を入れない「気密性」、熱の流出入を遮断する「断熱性」の高さは、いつまでも健康的に過ごせる住まいに欠かせない性能。

スウェーデンハウス以外の木造住宅やマンションにも、リフォームで新たに付加できる住宅性能です。

「普段過ごしている部屋だけでも快適な環境にしたい」など、さまざまなニーズにお応えしますので、まずはご相談くださいね!